Thunder Info ~さんだーいんふぉめーしょん~

アラサーになったSEの、吐き出し口。でも、みんなだってホンネはそうだよね。

午後ティー女子(キリンビバレッジ)のツイート炎上はなぜ起きたか

おさらい

すでに話題としても収束しているので、さらっと、おさらいですが、 2018年4月26日にキリンビバレッジのTwitter公式アカウントから、 「みなさんの周りにいそうな #午後ティー女子」というタイトルで 4枚のイラストが公開されました。 (すでに投稿は削除されているのであえて参照はしません。 見てみたい方はググって見てください。) イラストの内容は、「こういうウザい女子いるよねー」という 所謂あるあるネタをイラストにしたようなものでした。

SNS上での話題づくりを目論んだ、良くあるマーケティング手法ですよね。 ただ、今回は思いのほか、顧客ユーザーからの反応は厳しかったようで

というように、批判的な意見が次々と挙がり、炎上してしまいました。 最終的には、同キリンビバレッジアカウントから、

と、もともとの投稿削除とお詫びのツイートが発信されました。

みんな何に怒っていたの?

これについても、すでに大小多くのWebメディアで言われていることですが、
上記にあげた、顧客ユーザーからの反応を見るに 「午後ティーを飲む女子(わたしたち)がバカにされている!」と 受け取る方が多かったんだとおもいます。 ごもっともです。

ただ、私はそれ以外にも炎上した原因があるのでは? と思いました。

これSHARPアカウントがやったらどうなっていた?

私の好きな企業アカウントにSHARPがあります。
企業アカウントにもかかわらず、砕けた表現のツイート、そこから 垣間見えるキャラクターが人気のアカウントです。

参考 matome.naver.jp

このSHARPアカウントが、キリンビバレッジと同様の宣伝をやったとして、
こんなに負の方向に炎上しただろうか、と思いました。 (まぁ、多少批判されるかもしれませんが) SHARPアカウントは、普段から顧客ユーザーとの距離も近く、 ユーザーからも信頼されています。 なので、こういった煽りに見える発言をしても
「またSHARPがなんか言ってやがる(笑)リツイートしてやるか」
「あー、これ私のことだ。SHARPさんに言われちゃった、キャハ。リツイートしよっ」
と、割と正の方向に捉えてもらえたのかもしれないと 思いました。

つまり、今回の炎上の背景には、 「何を言ったのか」ではなく 「誰が言ったのか」ということも少なからず、 影響していたんじゃないかなぁと感じています。

炎上が起きた原因(まとめ)

学校だったり、会社の仲間内で会話しているときにも、 こういう構図ってありますよね。Aさんが発言すると みんなまじめに捉えてくれたり、笑ってくれたり。 でもBさんが同じことを言うとみんな冷たくあしらったり 批判したり。
あるコミュニティにおいて、信頼を勝ち得ているAと そうでないBは、まったく同じテキストで発言をしても、 受け取られ方やその後の周囲の反応がまったく違っていることは よくあります。 つまり、
キリンビバレッジアカウントは、twitterというコミュニティにおいて
顧客アカウントを煽ってウケを狙っていいほど、信頼を勝ち得ていなかったことが、 炎上の原
の一つかなと、思いました。

以上、 最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。

P.S.
GW終わってもうたー。明日から仕事頑張ろう。